現場ではやっぱり職人さんやいろんな業者さんとのコミュニケーションが大切です。私はあがり症だし人見知りなのですが、そこはもう気持ちを前面に押し出して、職人さんや業者の方には「失礼します!」とか「よろしくお願いします!」とか、声を大にして挨拶するように心がけています。 ウンノハウスのミッションとして「美しいふるさとをデザインしたい」という言葉があります。私は京都などの古い町並みがとても好きです。こうして自分が仕事として携わった家々が、自分のふるさとの町並みになっていくということは本当に嬉しいことです。いつか、そこに自分の父母の家を建ててあげるつもりです。これもまた、中学の頃から抱いていた私の夢のひとつなんです。
現場が好きで好きで、楽しい
施工 / 塩野目 慎太郎 / 2016年入社 / 山形
家づくりの現場は完成に向かって進んでいますから、毎日少しずつ変化があるんですね。家が組み上がっていくその過程を見るのがとても好きなんです。入社間もない頃から、先輩からの指示を受けるよりも先に自発的に現場に足を運んでは、その様子を見ていました。現場で感じる木の香りとか釘を打つ職人さんの姿に「ああいいなあ、自分もやりたいなあ」と思ってしまうくらいです。大工だった祖父に大工道具で遊んでもらった思い出が影響しているんでしょう。
中学の頃は大工になることを夢見てました。高校や大学ではものづくりや施工管理を学び、こうして今ウンノハウスで現場監督をしているのは、幼い頃に夢見た仕事をやれているってことですから、本当はすごく楽しいんです。だけど「楽しい」ってばかり言ってると「お前、本当に仕事しているのか?」って怒られそうなので、あまり言い過ぎないように気をつけています。